この記事で解決できるお悩み
大学のレポートが面倒くさい
コピペってバレるの?
どこからが『コピペ』なの?
結論、大学のレポートでコピペをすると秒でバレます。コピペをチェックするツールがあるからです。なので、めんどくさくてもコピペをするのはやめましょう。
とはいえ、「どこからがコピペなのか」は難しいポイントです。そのためこの記事では、大学のコピペレポートがバレる理由や『コピペ』の範囲について解説していきます。
また、レポートを簡単に終わらせるコツも紹介します。レポート提出がめんどくさくてコピペに逃げようとしている学生の方は参考にしてみてください。
コピペでレポートを書いてもバレる理由
大学のレポートをコピペで書いても絶対にバレます。その理由はこちら。
- コピペチェックツールがある
- フォント・表記ゆれが生まれる
理由①コピペチェックツールがある
コピペがバレる理由の99%が、「コピペチェックツール」です。学生に限らずコピペで文書を作成しようとする人はたくさんいます。その人達から文書の著作権所有者を守るために生まれたのがコピペチェックツールです。
さまざまなコピペチェックツールがありますが、株式会社アンクの「コピペルナー」を使っている教授が多いのではないかと言われています。コピペルナーはさまざまな論文だけでなく、先輩のレポートもインプットされています。そのため、Webに公開されていない先輩のレポートなら大丈夫だろうと思ってそのまま提出しても即バレです。
コピペチェックツールではコピペが一目瞭然なのでやめておきましょう。
理由②フォント・表記ゆれが生まれる
Wordなどの文書作成ツールでは、貼り付け時に元の書式が保持されます。つまり、あなたがレポートを作成しているフォントではないフォントで貼り付けされるのです。そのため、貼り付けた場所が明らかにわかります。
また、さまざまなページからコピペしているレポートは、文体の違い(―です。―だ。)や表記ゆれ(明らか・あきらか)が生まれます。文章として不自然になるので、コピペが怪しまれるでしょう。
修正すれば揃えられますが、どうせコピペチェックツールでバレるので無駄な労力です。コピペはやめましょう。
コピペレポートをバレずに書く方法はない
コピペでレポートを書いて絶対にバレない方法はありません。コピペがバレないように工夫しようと考える暇があるのなら、正々堂々とレポートを書くのが賢明です。
ちなみにコピペチェックツールでは、他の文書・論文との一致度や類似度が表示されます。そのため、「が」を「の」にしたり、半角スペースを入れたりしても意味がありませんよ。
どこからどこまでを「コピペ」と呼ぶのか
コピペレポートは絶対にバレます。とはいえ、どこからどこまでを『コピペ』と呼ぶのかは難しいポイントです。その点について解説していきます。
コピペの問題点は「人の考えを盗む」こと
まず「コピペはなぜいけないのか」を考えてみましょう。コピペは人のモノを盗む行為(盗作」であり、著作権の侵害にもなります。
また、「人のモノを自分のモノだと主張する」ことは、人として間違っていることです。たとえば、あなたが一生懸命開発したレシピを、隣の店のスタッフが盗んで自分のレシピとして売り出していたら、イヤですよね。コピペはそれに似ています。
レポートのコピペは、法律的にもモラル的にもやってはいけないことなのです。
コピペと引用の違い
文章をコピーして貼り付ける「コピペ」は認められません。一方で同じようにコピー&ペーストする「引用」は認められています。その違いを見てみましょう。
引用を辞書で調べると以下のように書かれています。
自説を証明したり物事を詳しく説明したりするために、他人の文章・他の説・故事などを引いてくること。
引用:明鏡国語辞典
ここで重要なのは「自説を証明…するために」という点です。つまり引用とは「自分の考えを伝えるために、他の文章を使う」こと。一方で「コピペ」は「人の考えを自分の考えとして使う」ことです。
また、コピペの違いは「メイン」と「サブ」の考え方も大切です。
すなわち、レポートを書くときには「自分の考え」がメインにあることが重要になります。
【参考】WEBライターの仕事では?
参考までに僕がWEBライターとして文章を作成するときの「コピペの基準」を紹介します。結論、コピペチェックツールのすべての項目で「良好」だったとき、コピペではないと言えます。
このチェックツールは無料で使えるので、参考にしてみてください。(リンク:Copy Content Detector)
※このツールはGoogle検索上位のページを調べるものなので、すべての文書を調べられるのではありません
レポートのコピペがバレたときの処分
大学のレポートでコピペがバレたときには厳重な処分が下されるでしょう。処分内容は大学や教授によって変わりますが、僕が学生の頃はこんな噂が…
- その授業の単位を認めない
- その先生のすべての授業の単位を認めない
- その学期のすべての単位を認めない
- その年度のすべての単位を認めない
- 全単位没収・退学処分
実際、早稲田大学法学部は以下のような処分を行うと公開しています。
不正行為を行った者については、不正行為が行われた時点で履修している全ての科目の評価を無効(G)とする。
人生を棒に振る可能性があるので、絶対にやめておきましょう。
コピペなしでレポートを簡単に書く方法
バレずにコピペして簡単にレポートを終わらせる方法はありません。しかしコピペなしで簡単に書く方法ならあります。
- 引用を活用
- レポート・文章のテンプレを覚える
- タイピングを練習する
引用を活用
引用は著作権法で認められている方法です。そのため、自分の主張を裏付ける根拠として、論文や調査を引用しましょう。
引用には以下のルールがあります。
- 引用文だと明確にわかるようにする
- 引用元を明記する
- 引用がメインではない
引用のルールを守って、自分の考えに説得力をつけましょう!
レポート・文章のテンプレを覚える
レポートを早く書くには、レポートや文章のテンプレを覚えましょう。わかりやすい文章は以下の形で作られています。
PREP法
レポート全体の流れもPREP法で作れます。
タイピングを練習する
タイピングが速くなれば、その分速く書き終わります。1時間に1,000字しか打てない人が、2,000字打てるようになれば、半分の時間で終わりますね。1時間に3,000字くらいまでならあっという間に上達するので、練習してみてください。
タイピングの練習法は以下の記事で紹介しています。
- ホームポジションを覚える
- 母音をマスター
- 速く打つよりもミスしないことが大切
関連記事:タイピングは大学生の必須スキルです【WEBライターが解説】
コピペのレポートは絶対にバレる:まとめ
コピペがバレる理由
- コピペチェックツールがある
- フォント・表記ゆれが生まれる
コピペのレポートは絶対にバレるのでやめましょう。人として間違った行為ですし、厳重な処分も避けられません。ズルをする方法ではなく、賢く乗り切る方法を考えましょう。